横浜カカオクラブ

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スコッチをくれないか。

暇だからハンターハンターの二次創作小説でも書こうと思う。第4話

暇だからハンターハンターの二次創作小説でも書こうと思う。第4話 密入島

 

山崎と恭平は小太りの中年刑事に連れられ、島の小さな港でボートから降りると、入島手続きを済ませた。

山崎と刑事はスーツ姿で、恭平はいつもの黒いジャージで来ていた。

 

手続きの時に入島証を渡され、それを常に首にかけておくように支持された。

 

山崎は高台に登ると海の方を振り返った。潮風が少し強く、海は綺麗だった。
大きく息を吸い込むと、自分はここで産まれたのだ、と思った。

 

刑事 「山崎さん、こっちです」

声をかけられ、山崎は戻っていった。

 

島の周りは田舎の島、という印象だが、中心部に近づくにつれすれ違う人が多くなっていった。

 

繁華街に出ると一昔前のような看板が並び、街並みは寂れて見えるのに、人が多く、活気は感じるような違和感を覚えた。

もう少し日が落ちれば、水商売や風俗店のネオンに明かりが灯るのだろう。

 

ホームレスのような男が道のすみでうずくまっているのも見える。

 

かと思えば、こんなところに、と思えるような高級車が横切った。

 

汚い立ち飲み屋が並び、昼間から飲んでる人が大勢いる。競馬の中継が流れ、レースの結果に合わせ大きな声が上がった。

 

通りを挟み反対側には高そうなスーツを来た男が、水商売の女性らしき女を連れて歩いていた。

 

恭平 「ずいぶん羽振りの良さそうな人もいますね」

刑事 「生活保護者だけじゃないんですよ。ここで商売している人間もいるわけですから。国営と言っても公務員が実際に働いているわけじゃない。現実は国からの外部委託です。民間からしたら、お金を使ってくれる人達がいるんですからなんとしてもここで商売をする権利がほしいんですよ。そうすると当然政治家との癒着が発生する」

 

ちょうど、3人は議員バッチをつけた女連れの男とすれ違った。

 

刑事 「しかも、マスコミは入島できない。通報する人間なんていないですし、賭博も全て黙認です」

山崎 「治安はどうやって維持してるんですか?」

 

刑事 「ヤクザがいるんですよ。ここで村長をやってる人間が警備会社をやっているんです。要するにみかじめ料を取ってるんです。生活保護をもらってる人間が会社を経営してるなんておかしな話ですがね。抜け道はいくらでもあるみたいです。」

 

恭平 「刑事さんは動かないんですか?」

刑事 「それは行政の仕事ですからね、それにここは私の管轄ではありません」

 

3人は繁華街をぐるっと見て回った。
特に誰も声をかけてくる様子はなく、大きなトラブルは起きなかった。

 

刑事 「どうですか、私は念能力というものがよくわかりません。
例のサイトには簡単な暗号を解くと数字がいくつか出てきまして、それを緯度と経度とした時にここの島が当てはまるというだけなんです。本物だと思いますか?」

 

山崎 「さっき話に出た、村長がやってる警備会社ってのを調べたほうがいいな」

恭平 「村長だからなにか知ってるってことですか?」

 

山崎 「いや、ここがもし、念能力者を産出している場所なんだとしたら、念能力を使った事件が多発しているはずなんだ。トラブルを防ぐ警備会社側も念能力を持ってる可能性が高い。それに、ここに念能力を会得したくて来た人間は、正規ルートでは入ってきていないはずだ。そもそもここは一般人は入島禁止の地域だからな。

つまり、密入島を手引きしている人間がいる。もし、密入島の取り締まりをその警備会社が請け負っているなら、その警備会社が黒だ」

 

恭平 「密入島の取り締まりを警備会社がしている。覚醒者は追い返さず、こっそり受け入れている。警備会社内部は当然念能力者がいる。っていうことですか?」

 

山崎 「そうゆうことだな。刑事さん、まず密入島の取り締まりはどこがしているのか調べてもらえますか?」

 

刑事 「わかりました」

 

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