横浜カカオクラブ

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スコッチをくれないか。

暇だからハンターハンターの二次創作小説でも書こうと思う。第2話

暇だからハンターハンターの二次創作小説でも書こうと思う。第2話 テキスト

 

湯座は灰皿に煙草をぎゅっと押し付けた。

 

湯座 「俺の見立てではな、ドラゴンノートに念を込めた人間と、今回のテキストを作った人間は別の無関係の人間だ。そしてこの際、ドラゴンノートは特に問題じゃない、今更どうこうもできないし、ただの愉快犯と思っている」

 

山崎は黙って聞く、2本目の煙草に火をつけた。

 

湯座 「テキストに関しては、できれば本物であって欲しくない。凶悪な念能力者が出てくるのは困るんでな」

 

山崎 「どちらにしても、正義の味方じゃあるまいし、無関係の俺たちが動くのも変な話だ。ただ、、、」

 

湯座 「そうゆうことだ。マークが気になる」

 

霧生彰人のサイコパスな魅力に惹かれる人間が一部いる。霧生が死んだすぐ後に霧生の事件を真似た猟奇殺人は数件起きていた。

ネット上では10年経っても、根強い人気があるのは確かだ。

 

山崎 「霧生の亡霊に、付きまとわれてるみたいだ」

 

湯座はあっはっはと笑った。

 

湯座 「霧生の関係者でなければいいがな。動くつもりはあるか?
警察から捜査協力を頼まれてるんだが、俺は断っちまった」

山崎 「テキストを探すところから、ってことか?」

湯座 「そうゆうことになるな。警察は念に関して素人だからな、サポートしてほしいってスタンスだ。来週にはテキスト探しに行くみたいだから、同行してほしいそうだ。あくまで探すのは警察だから、迷惑はかけないと。」

山崎 「いやな感じだな。場所は?」

湯座 「ヘブンだ」

 

山崎は煙草を咥えたまま湯座の方を見た。
驚いた、という表情が湯座から見て取れた。

湯座 「よく考えてみるんだな」

 

湯座はあっはっはと笑った。

 

 

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山崎と湯座は並んで外へ出た。
二人は身長は同じくらいだが、山崎の方が細身で高く見える。
境内でちょうど自転車を止めていた恭平が見えた。
恭平は軽く会釈をして、二人の元へ来た。

 

恭平 「あの、山崎さんですよね?」

一瞬、山崎は制服の襟から見える恭平の火傷に目をやる。

山崎 「俺のこと、覚えてるのか?」

恭平 「いえ、覚えていないんですが、湯座さんから話は聞いていたので、、」

山崎は湯座の方を振り返る、湯座の笑顔が見える。

恭平 「テキスト、探しにいくんですか?」

 

山崎は少し驚く。

 

湯座 「恭平は全部知ってるよ。もし行くならこいつ連れて行ってやってくれ。霧生が関係しているなら行きたいってよ」

山崎 「悪いが、足手まといは連れて行けない」

 

恭平は不安と悔しさが混ざったような顔をした。

 

湯座 「警察にアドバイスするだけだから戦闘が前提ではないぞ。
それとな、恭平は強いぞ」

 

山崎は恭平の顔をまじまじと見た。

 

山崎 「自分の身は、自分で守れよ」

 

恭平は静かに頷いた。

湯座はあっはっはと笑った。

 

湯座 「山崎、預かってたもんは裏の倉にある」

 

山崎は倉からビジネスバッグは取り出すと、紅禅寺を後にした。
山崎と恭平は翌週、ヘブンへ向かうこととなる。

 

おそらく行き先がヘブンでなければ、山崎は捜査協力を引き受けなかっただろう。

 

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