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横浜カカオクラブ

スコッチをくれないか。

進撃の巨人のモデルになっている猟奇殺人事件について

漫画やゲーム、映画の話

どーも、コスプレにあんま興味ないけど網タイツはちょっと好き。
DJココアです。

ツイッターはこちら横浜カカオクラブ (@yokohamakakao) | Twitter

今日は進撃の巨人のモデルにもなったソニー・ビーンの話。

アレクサンダー・ソニー・ビーンは15世紀から16世紀の
スコットランドにいたとされる人物。

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大昔太古の時代の話ではなく、しっかりと文明も街もあった
時代の話だ。

 

目次

ソニー・ビーンが人を殺すまで

本名はアレクサンダー・ビーン。ソニーは愛称だった。
ソニー・ビーンはスコットランドの片田舎で産まれ、
父は庭造りや産業廃棄物処理等の仕事をしていた。

ソニーも若い頃はその仕事を手伝っていたが、
乱暴で怠惰な性格から労働を嫌い、家を出て行ってしまった。


その先でソニーはひとりの女性と出会う。
気のあった二人は共に暮らし始めた。

しかし、労働を嫌った二人が住み始めたのは普通の家ではなく、
奥行き1.6キロの洞窟だった。

当然中は真っ暗で、常に空気は湿っていたが、二日に一度の
高潮時には洞窟の入口は数百メートルに渡って水没し、
一切の出入りが不可能になるため、人からは見つからず、
二人にとっていい隠れ家となった。

当然二人は働く気がなく、旅行者を狙って強盗をして生活するようになる。
証拠を残すことを嫌った二人は例外なく被害者を殺害した。

そして証拠を残すことを嫌うソニーは、旅行者の宝石や時計、衣類
には売る際足がつくため、手をつけなかった。

 

ソニー・ビーンが人を食べるまで


しかし元々人通りの少ない道に偶然入った旅行者の
現金のみを狙うやり方では、二人の生活は困窮していった。

娯楽品や趣向品に興味がなかった二人は、
食料難だけが悩みの種だった。

そこで二人は気づく。

殺した旅行者を食べればいいじゃないか。 


なぜ殺した肉を食べないのだ。食料ならたくさんたるじゃないか。

そう考えた二人は犠牲者の内臓を取り出し、バラバラにした四肢を
干し、塩漬けにした。

連続で起こる旅行者の失踪事件に地元の人間は警戒し、
地方政府は犠牲者と犯人を捜索したが、
洞窟が発見されることはなかった。

この生活を二人は以後20年に渡り続けることになる。

 

一族の繁栄

性欲の旺盛だった二人は子供を男8人、女6人もうけた。
さらに子供達は近親相姦を繰り返し、
男18人、女14人を産んだ。

一族は合計48人になっていた。

子供達はなんの教育も受けていなかったため
原始的な話し方しかできなかったが、
殺人と食肉の解体、加工、保存のスペシャリストとなっていた。
殺人と誘拐を繰り返す彼等の技術は
長い月日と経験を重ねることで洗練されていった。

道徳や倫理を教育するものがいない以上、
その環境で生まれ育った彼等は自分たちの行動に
疑問を持つことはなかった。

 

一族の最後 

ある日、ソニー一族は近隣のフェアから馬で
帰ろうとしていたある夫婦を襲った。

ソニー一族は素早く女性を捉え生きたまま
内臓を引きづりだし持ち帰るため解体を始めた。

それを目の当たりにした夫は半狂乱になり暴れた。

揉み合っていたその時、同じフェアから帰る途中の
20人ほどの集団と出くわしてしまった。

自分達の不利を感じたソニー一族は女性の切断した死体を
置き去りに逃げだした。

それが一族の最初で最期の失敗となった。

報告を受けたスコットランドの王は
400人の軍隊と追跡犬を連れて捜索へ向かった。

そして彼等は洞窟を発見することとなる。

そこにはおぞましい光景が広がっていた。

洞窟の壁には保存のために人間の手足や肉片が掛けられていた。
死んだ人間の衣類や金品も無造作に落ちており。
脇の穴には25年に渡って捨てられた人骨が落ちていた。

おそらくおぞましい虫の巣を見つけたような状態だっただろう。

一族は一人残らずその時洞窟に潜んでいた。
最初抵抗しようとした彼等も、400人の軍隊を見て抵抗をやめた。

連れ出された一族に街の人々は怒り狂ったが、
生まれた時からその環境で育った彼等は、
なぜ人々が怒っているのか解らなかった。

一族の血を根絶やしにしなければならない。

当時、赤ん坊や幼児だった者も含め、一族は処刑された。

男達は両手両足を切断され、失血死するまで放置された。
女達は男達が殺されるのを見届けさせられた上で、
火あぶりにされた。

彼等は最後まで、なぜ自分達が殺されるのか
理解できないでいたという。

 

ココアの見解

この話の恐ろしいところは、どこか無人島であったり、
文明のない大昔であったりするのではなく、
人々が暮らしているすぐ近くに彼等がいたことだと思う。

そこに独自の文化を築いてしまった彼等は、
自分達の外の法律に裁かれたのだ。
きっと最初の二人が遠くの無人島やジャングルへ行き、
獣を狩って暮らしていたら
大きな問題にはならなかったと思う。

普通の犯罪と違うところは、彼等は決して良い暮らしを
望んでいなかったことだ。
良い車に乗りたいわけでもなく、良い家に住みたいわけでもない。
殺人を楽しんでいる愉快犯でもない。

ただ生活のため食料を確保していたのだ。

その彼等にとっての日常が近くにあったことに
恐怖を感じる。

ちなみに現在一族が住んでいた洞窟はスコットランド

 

の観光名所となっている。